環境マネジメントシステム

2022年度実施計画(環境マネジメントプログラム)―結果

評価: ○-達成度100%、△-達成度50%以上100%未満、×-達成度50%未満

気候変動対策―GHG排出削減

2022年度環境目標 行動内容 結果 評価
2030年までに輸送単位(トン・マイル)当たりのCO2排出量を2019年比
20%削減
  • 陸上組織に於ける効率運航の実施
  • 船上に於ける効率運航の実施
  • 新船型、改良機器の搭載の計画
  • 燃料油に薬品等を添加し、燃焼効率を上げることによる削減
2019年比7.83%削減
(集計期間1月~12月)
  • バラスト航海の日数削減や貨物の積載量の最適化等効率的な配船実施
  • ウェザールーティングサービス活用による経済運航実施
  • バイオ燃料トライアル実施
  • アンモニア燃料船の実用化に向けた協議中
  • 硬性帆船の研究
  • 省エネ技術の採用検討
  • インターナルカーボンプライシングの試験導入
  • カーボンクレジットの購入検討
IMO GHG削減目標達成に向けた計画策定
  • 2030年までに2019年比燃費効率20%改善するためのロードマップ作成
  • EEXI規制への対応
  • GHG削減目標達成に向けた計画作成中
  • EEXI値の計算を行い、EPL(主機出力制限)実施やESD(Energy Saving Device)の導入検討
ISO14064認証取得
  • GHG排出量算定報告書の作成、提出
  • 2021年のGHG排出量の認証取得
顧客・社会のGHG排出削減へ向けた取り組み
  • 顧客スコープ1・2・3削減に関する積極的提案、ヒアリング、調査
  • 顧客とバイオ燃料トライアル実施
  • 顧客との環境に関するトピック共有やヒアリングを実施
  • 輸入HBI輸送船立会い

安全運航の推進(汚染の予防)―海洋環境の保護、生物多様性保護

2022年度環境目標 行動内容 結果 評価
船舶からの漏油事故ゼロ(量の多寡に関わらず)
  • 船舶の安全運航推進
  • 安全な補油、油の移送作業の実施
  • 船外への漏油の可能性がある整備作業の確実な実施
  • 錨泊並びに着岸中、甲板上からの油流出の防止
用船が上海で補油作業中に、燃料油5ℓ漏出
  • 安全管理マニュアルの順守
  • 安全キャンペーンの実施
  • Sailing Instruction等により運航船への漏油防止対策指示
  • デリバリー前の注意喚起
×
バラスト水の適切な管理
  • 寄港国の規則に従った、バラスト水の漲替え、又はバラスト水処理装置を介したバラスト水管理を確実に実施
  • バラスト水管理条約の発効への対応
  • バラスト水管理条約及び寄港国の規則に従い運用
  • バラスト水管理条約D-2規則が適用されていない船へも、バラスト水処理装置を用いた管理方法へ進めるよう指示
  • バラスト水処理装置のレトロフィット2隻(残3隻)

大気の保全(汚染の予防)―大気汚染防止

2022年度環境目標 行動内容 結果 評価
米国ロングビーチ港就航船GREEN FLAG INCENTIVE PROGRAMの実行(100%)
  • 当該港40マイル以内を12ノット以下で航行
  • ロングビーチ港配船4隻に適切に指示
    (資源エネルギーG 1隻/不定期G 3隻)
低質燃料油(オフスペック燃料)の使用防止
  • 燃料油分析の実施
  • 特定海域における低硫黄燃料油の使用
  • 補油毎にBDNを確認、都度分析を実施
  • 特定海域(ECAエリア)航行時の低硫黄燃料油の使用を徹底
  • HSFOについても、ルール適合すべく、スクラバーを適切に運用

省資源、廃棄物削減―資源の節約

2022年度環境目標 行動内容 結果 評価
従業員一人当たりの紙消費量の維持・削減
  • 資料の電子データ化による削減
  • 節約印刷による削減
  • 船舶管理ソフト有効活用によるペーパーレス化促進
  • 11月より文書管理ソフト稼働、経理伝票及び証憑類について電子データ化実施
  • 新船舶管理ソフトの導入に着手
  • チェックリスト類の電子化検討
節電の実施
  • 非使用照明・PC・機器類の電源OFF励行
  • 不要照明の節電等電力供給不足に伴う節電を実施
  • 夏場は、クールビズ等による節電の実施
  • 適切に実施
リサイクル活動の促進
  • 法令及び入居ビル規則に従った廃棄物分別の確実な実施
  • 船用品の梱包資材のリサイクル
  • 各部署の文書整理で分別を指導
  • 船用品の不要な梱包材は業者へ返却しリサイクルしている

環境教育―環境意識の向上

2022年度環境目標 行動内容 結果 評価
社内教育の実施
  • 新入社員研修の研修項目に設定
  • グループミーティング(オンライン含む)を活用した社内教育(年4回以上)
  • 環境保全に関する情報を社内へ発信
  • 新入社員研修、グループ/チームミーティングを通し、環境意識の向上に努めた
  • 環境関連情報の資料配信と意識調査を実施
乗船前研修での教育実施(100%)
  • マンニング会社と協働して完全実施
  • オンラインを活用して実施
乗組員への船上教育・訓練の実施(各船年1回)
  • 管理船訪船時に教育指導
  • リモート監査/検船も併用し実施
船内安全衛生委員会の開催(毎月1回)
  • 船内安全衛生委員会にて、環境保全に関する事項を周知
  • 全船毎月実施

2023年度環境マネジメントシステム実施計画

気候変動対策―GHG排出削減

2023年度環境目標 行動内容
2030年までに輸送単位(トン・マイル)
当たりのCO2排出量を2019年比20%削減
  • 効率運航の実施
  • 減速運航の徹底
  • 新船型、改良機器の搭載の計画
  • 燃料油に薬品等を添加し、燃焼効率を上げることによる削減
IMO GHG削減目標達成に向けた計画策定
  • 2030年までに2019年比燃費効率20%改善するためのロードマップ作成
  • EEXI規制への対応
地球温暖化係数の低い冷媒を使用
  • 冷凍・冷房機の冷媒を交換
顧客・社会のGHG排出削減へ向けた取り組み
  • 顧客スコープ1・2・3削減に関する積極的提案、ヒアリング、調査

安全運航の推進(汚染の予防)―海洋環境の保護、生物多様性保護

2023年度環境目標 行動内容
船舶からの漏油事故ゼロ
(量の多寡に関わらず)
  • 船舶の安全運航推進
  • 安全な補油、油の移送作業の実施
  • 船外への漏油の可能性がある整備作業の確実な実施
  • 錨泊並びに着岸中、甲板上からの油流出の防止
バラスト水の適切な管理
  • 寄港国の規則に従った、バラスト水の漲替え、又はバラスト水処理装置を介したバラスト水管理を確実に実施
  • バラスト水管理条約の発効への対応

大気の保全(汚染の予防)―大気汚染防止

2023年度環境目標 行動内容
米国ロングビーチ港就航船 GREEN FLAG INCENTIVE PROGRAMの実行(100%)
  • 当該港40マイル以内を12ノット  以下で航行
SOx排出規制の順守
  • 特定海域における低硫黄燃料油の使用
NOx排出規制の順守
  • 特定海域におけるNOx第三次規制対応

省資源、廃棄物削減―資源の節約

2023年度環境目標 行動内容
従業員一人当たりの紙消費量の維持・削減
  • 資料の電子データ化による削減
  • 節約印刷による削減
  • 船舶管理ソフト有効活用によるペーパーレス化促進
節電の実施
  • 非使用照明・PC・機器類の電源OFF励行
  • 不要照明の節電等電力供給不足に伴う節電を実施
  • 夏場は、クールビズ等による節電の実施
リサイクル活動の促進
  • 法令及び入居ビル規則に従った廃棄物分別の確実な実施
  • 船用品の梱包資材のリサイクル

環境教育―環境意識の向上

2023年度環境目標 行動内容
社内教育の実施
  • 新入社員研修の研修項目に設定
  • グループミーティング(オンライン含む)を活用した社内教育(年4回以上)
  • 環境保全に関する情報を社内へ発信(環境グループ)
  • 環境グループ発信の環境保全に関する情報により学習(全グループ)
乗船前研修での教育実施(100%)
  • マンニング会社と協働して完全実施
乗組員への船上教育・訓練の実施(各船年1回)
  • 管理船訪船時に教育指導
船内安全衛生委員会の開催(毎月1回)
  • 船内安全衛生委員会にて、環境保全に関する事項を周知
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